アイコン 山下医療器械(佐世保)/5月決算予想上方修正 配当18円予から28円へ

九州地区№1の医療機器販売会社の同社は、11月の中間期の業績予想を上方修正するとともに5月通期業績予想の上方修正及び配当予想の増額修正をした。
同社は業績修正に関し、現下の医療業界を取り巻く経営環境は、本年4月の診療報酬改定により一部の医療機関に経営の改善傾向は見られるものの、医療材料の償還価格は引き下げとなり、当社グループが属する医療機器販売業界では、業者間の販売競争が一層激しくなっている。
そ のような中、本年度当社では本部による営業支援体制を強化し、医療機関からの要請の強い購買・物流面の効率化支援機能を高め、顧客のコスト削減や業務改善 につながる企画提案活動を積極的に推進している。これらの活動の成果であるSPD(病院内物品管理業務)契約施設の増加に対応するため、SPDセンター (佐賀県鳥栖市)を拡張し、センター稼働率の向上による物流の効率化と、商品販売や手数料収入の拡大をはかっている。

当第2四半期累計期間については、上記取組みの効果等による新規顧客の増加に加え、低侵襲治療分野における取扱症例数の増加等により、医療機器消耗品や、IVE(内視鏡処置用医療材料)・IVR(血管内治療用医療材料)等の低侵襲治療用医療材料の売上が期初予想以上に増加した。また主要取引先である急性期病院の設備投資や機器更新案件の受注増により、内視鏡システムや、CT(コンピューター断層撮影装置)・MRI(磁気共鳴画像装置)等の高額検査機器類の販売が伸びたことから、総売上高が期初予想を上回る見込みとなった。
利益は、診療報酬改定に伴う消耗品の単価下落を売上増でカバーできたことに加え、診療報酬改定の影響を受けない高額医療機器の販売が増加したこと等により、売上総利益が期初予想を上回り、その結果営業利益・経常利益・四半期純利益において期初予想を上回る見込みとなったとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
13年5月期前回予想
43,316
234
307
154
13年5月期今回予想
45,461
387
476
250
前回予想比
105.0%
165.4%
155.0%
162.3%
12年5月期実績
44,366
443
525
202
今回予想/前期実績比
102.5%
87.4%
90.7%
123.8%
11年5月期実績
40,115
159
243
-236
10年5月期実績
39,421
278
359
186
 
[ 2012年12月26日 ]
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