アイコン トーエネック/資格不正取得に関し厚労省が厳重注意処分

トーエネックは26日、平成24年4月5日に発表した給水装置工事主任技術者受験申請に係わる不正行為に関し、厚労省健康局水道課から厳重注意処分を受けたと発表した。
同社における給水装置工事主任技術者資格保有者72名のうち19名が、受験申請時に必要な実務経験要件を充足せずに申請・受験し、資格を取得していた。ただし、当該19名が、給水装置工事主任技術者資格が必要な給水装置工事に従事したケースはなかった。

給水装置工事主任技術者の資格は、給水装置工事事業者が水道事業者から水道法に基づく指定を受けるために必要な資格。その職務は、(1)給水装置工事に関する技術上の管理、(2)給水装置工事に従事する者の技術上の指導監督、(3)給水装置工事に係る給水装置の構造及び材質が法令で定める基準に適合していることの確認など。
同社は、指定給水装置工事事業者ではないが、電気工事の施工に伴い協力会社に給水装置工事を発注した場合に、その施工状況を確認するための知識習得を目的として、この資格の取得を奨励していた。

同社は26日、該当者19名の資格を返上した。これに対して、同省健康局水道課より、会社として虚偽の実務経験証明書を発行したことおよびこれに基づき同社従業員が不正に受験申請し、給水装置工事主任技術者免状の交付を受けていたことに対して、文書による厳重注意を受けるとともに、今後、同様の事例の再発防止策等に万全を期すよう求められた。

[ 2012年12月27日 ]
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