アイコン 11月の九州の住宅着工件数11.4%増 大分・熊本・宮崎が元気 2012年

九州の住宅着工件数は、11月は11.4%増の7,332戸と2桁増となった。1月から11月までの累計期間でも7.9%増と全国平均の5.5%を上回って推移している。
しかし、九州の住宅着工件数の44.1%を占める福岡県の同累計期間の着工戸数が2.2%増と全国平均より減じており、特に福岡県の分譲マンションが、同累計期間▲16.6%減と著しく減少、九州全体を押し下げている。
福岡県、特に商業都市の福岡市のマンションが景気の悪化で売れなくなったのか、それともデベに対して(いつものことで)地場金融機関の福銀や西日本シティが開発資金を出さないのか、分譲マンションの着工戸数が大幅に落ちている。
また、九州の非居住の建物(オフィスビル・工場・倉庫・病院・店舗等)も、全国は1~11月までの累計期間において4.9%増の45,644千㎡であるのに対し、九州は▲5.1%減の4,864千㎡と九州のゼネコンにとっては分譲マンションも含め非常に厳しい環境下にある。
福岡県で元気が良いのは高島市長の・子のみなのであろうか。

11月の住宅着工戸数の前年同月及び累計期間比
 
11
1~11月累計
福岡
3,155
3.8%
32,597
2.2%
佐賀
498
-5.3%
4,075
5.2%
長崎
520
7.2%
5,853
17.4%
熊本
1,017
30.2%
10,517
17.1%
大分
632
73.6%
6,045
17.2%
宮崎
672
19.4%
6,166
14.1%
鹿児島
838
1.8%
8,666
6.9%
7,332
11.4%
73,919
7.9%
 
 
 
 
 
沖縄
1,184
11.7%
11,752
6.9%
首都圏
28,394
3.6%
287,631
2.4%
東京
12,258
6.9%
129,750
7.4%
全国計
80,145
10.3%
806,853
5.5%
 
11月の九州の分譲マンション 2012年
 
九州
うち福岡
 
着工戸数
前年同月比
着工戸数
前年同月比
1月
599
1.5
459
5.0
2月
601
-7.0
344
-39.5
3月
720
68.2
438
6.1
4月
656
39.3
249
-8.1
5月
673
7.9
414
-7.2
6月
659
3.5
408
35.1
7月
677
-10.2
348
-18.7
8月
348
-36.7
250
-10.4
9月
822
-10.4
414
-37.4
10月
750
-37.2
635
-21.3
11月
736
-11.3
373
-33.0
11月累計
7,241
-5.3
4,332
-16.6
2011年11月累計
7,642
 
5,193
 
 
[ 2013年1月 7日 ]
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