アイコン 鬼の電通 高齢者を首切りへ 希望退職者100名募る

大金持ちの電通は、勤続10年以上で40歳から59歳の社員を対象とした早期退職優遇制度を実施することとし、平成25年1月7日から募集を開始する。
本制度の目的は、社員個々人にふさわしいキャリアプランを具現化するための選択肢を提供することにある。本制度に応募し新分野への転身等を希望する社員に対しては、再就職支援サービスを提供する。
なお、同社が早期退職優遇制度を実施するのは、平成19年以来6年ぶりのことで、今回で6回目の制度実施となる。
経営陣がどうのこうのいくら言っても、家のローンや子供の進学など一番お金がかかる世代を、いくら頑張っている社員であっても減らしたいだけ。

完全なる新自由主義経済を標榜する竹中平蔵の論理では、国民全員が派遣社員化する。定年を40歳にするかもしれない。これではデフレ経済を助長するのみで、日本は自らの尻尾を喰うが如しである。即1,000兆円の借金は2,000兆円に膨れ上がるが、その前に当然破綻する。少子化による人口減少どころか、元気世代が皆東南アジアへ逃げ出すことになろう。法人税率引き下げや円安で利益がジャンジャン出ても大手企業は国内の設備投資に回すなど全く考えていない。平成15年からリーマンショック前の利益は、国内投資に殆ど還元されていないどころか、就労者の増加は、低賃金・いつでも首切り用の派遣社員ばかりが増加した。

【早期退職優遇制度の概要】
1.対象者 :平成25年3月31日時点で勤続10年以上かつ40歳から59歳である社員
2.募集期間 :平成25年1月7日 ~ 平成25年1月31日
3.実施日 :平成25年3月31日
4.募集人数 :100名
5.退職金支給額:通常の退職金に加算退職金を加えた金額
6.損益への影響:今回の募集に伴って発生する加算退職金は平成25年3月期決算において、 特別損失として計上する予定。

<電通 鬼十則>
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

<公務員用?の十則>
1)仕事は自ら創るな。みんなで潰される。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。

<電通の台所>53百億円貯め込んでいる財務内容は優良会社
連結/百万円
2010年3月期
2011年3月期
2012年3月期
売上高
1,678,618
1,833,449
1,893,055
営業利益
37,323
50,937
51,977
経常利益
44,790
54,166
62,843
当期利益
31,130
21,635
29,573
総資産
1,118,236
1,133,300
1,201,894
自己資本
484,250
492,933
536,291
資本金
58,967
58,967
58,967
有利子負債
119,573
100,706
83,693
自己資本率
43.3%
43.5%
44.6%
 
[ 2013年1月 8日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索