アイコン 米から基準超のセシウム/秋田・岩手県境の宮城県栗原市

もう世間では殆ど関心が持たれなくなった福島第一原発水素爆発による放射能汚染問題。
宮城県は、栗原市(県北西部、宮城・秋田・岩手の県境)の農家が自家消費用の保管コメから、国の基準を超える1キロあたり240ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
宮城県では10日、この地域で生産されたコメの出荷を自粛するよう要請した。

宮城県によると、国の基準を超える放射性セシウムが検出されたのは栗原市の旧沢辺村の農家が自分で食べるために保管していたコメ。
農家が自主的に検査したところ、昨年12月5日に1キロあたり208ベクレルの放射性セシウムが検出され宮城県へ連絡、県が検査したところ、同じ田んぼで収穫されたコメから最大で1キロあたり240ベクレルが検出された。
 宮城県内でコメから国の基準を超える放射性セシウムが検出されたのは初めて。今後、旧沢辺村で生産されたコメおよそ1万8000袋をすべて検査するなどして、安全性を確認した上で、出荷自粛を解除する方針。(岩手県の中尊寺あたりにもホットスポットが確認されていたが、栗原市辺りも放射能に汚染されていたことがこれで確認され、市民も放射能問題が他人事ではなくなってきている)

一方、宮城県は先月17日に検査結果が判明していたものの、公表が3週間以上たったことについて、「市場に流通している可能性が低かったことや、周辺での検査を優先した。公表が遅れたことはおわびしたい」といつもの常套言葉。携帯ゲームのグリーの未成年者への超過課金返金問題(昨年9月に把握、支払もせず、1月10日指摘されやっと公表)と同じような答弁となっている。

[ 2013年1月11日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索