アイコン 太陽光発電の買取価格 4月から▲16%減の38円程度へ

経済産業省は21日、再生可能エネルギーで発電した電気の固定価格買取制度で、太陽光発電の買い取り価格を2013年度から引き下げる方針を固めた。

茂木敏充経産相も21日午後、都内の日本記者クラブで会見し、再生可能エネルギーを固定価格で買い取る制度で、2013年度に太陽光発電の買取価格を今年度の1キロワット当たり42円から30円台後半へ引き下げることを検討する考えを明らかにした。

導入が拡大し、太陽光パネルの価格が約1割下がった点を反映させるためで、経産省は買い取り価格を議論する「調達価格等算定委員会」(委員長・植田和弘京都大大学院教授)で説明した。

導入が拡大し、太陽光パネルの価格が約1割下がった点を反映させるためで、経産省は買い取り価格を議論する「調達価格等算定委員会」(委員長・植田和弘京都大大学院教授)で説明した。

風力発電や地熱発電などは、導入量が少なく価格を据え置く。
 12年度の太陽光発電の買い取り価格は1キロワット時当たり42円だが、茂木敏充経産相は21日の講演で13年度は「30円台後半に引き下げることができるのでは」と述べた。
経産省では37~38円前後になるとみている。同省のまとめによると、出力1キロワット当たりの太陽光発電設備の設置費用は、新築住宅用(12年10~12月期)が42.7万円と、12年度の価格算定で想定した46.6万円から下落。出力1000キロワット以上のメガソーラー(大規模太陽光発電所)は32.5万円から、28万円(12年10月以降)に低下している。以上。

導入が拡大して太陽光パネル価格が下がったのではなく、生産過剰で行き場がなくなった中国製品が山のように日本に押し寄せ、日本メーカーの価格も連れて安くなっているだけである。
これからメガソーラー設置の会社は、中国製品を叩くだけ叩けば、利回りは確保され、35円でも37円でも早期に回収できる。それほど中国製品は安くなっている。ただ、円安で12月より高くなっているかもしれないが、世界最大の中国メーカーが潰れるとわめいているほどだ。
メガソーラーの設置会社も買取制度で儲かるから設置しているだけ、所詮、投資の利回りだけの計算である。
日本の太陽光発電セル製造企業が大きく恩恵を受けるわけではない。製造会社では、安いだけに韓国や中国企業が大儲けすることになる。
 

[ 2013年1月22日 ]
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