アイコン マリ/フランス軍北部主要都市奪還 全く反撃なし

在パリの仏軍報道官およびマリの首都バマコのマリ軍高官は28日、マリで同国軍と共にイスラム武装勢力の掃討作戦を続けるフランス軍はが、北部の世界遺産都市トンブクトゥの空港を制圧した後、トンブクトゥと北部主要都市ガオ間の全域を奪還したことを明らかにした。

トンブクトゥに向けて進軍する際、イスラム武装勢力からの攻撃は全くなかったという。マリ北部に広がる砂漠地帯は、1年近く武装勢力が支配下に置いていた。

ただ、マリはベトナム戦争の現代版になる可能性もある。仏軍と政府軍がマリ北部の砂漠を点(オアシス都市や空港)と線(幹線道路)で支配したところで、今後、時を選ばず、イスラム過激派がゲリラとなり襲撃してくることは見えており、確保した陣地が間延びすればするほど、人的な被害も今後大きくなるものと思われる。

仏はビェンビェンフーの教訓から、マリでは今後、殺戮専門部隊の外人傭兵を多用すると思われるが、パリでの自爆テロなどには特に注意してもらいたいものだ。

イスラム武装勢力には、中近東のいろいろな王様一族や国連加盟各国から資金や武器が流れており、それを絶つしかそうした勢力をなくすことはできない。武器は西側の武器商人たちが売っているのも現実。
自由主義の先頭に立つ人口3億15百万人の国アメリカには、機関銃や多弾層ライフルなども含め銃が3兆丁も国民に所有されていると報道されており、毎日がドンパチ戦争状態の危険性を孕む国となっている。日本人には、ヤクザでもない限りアフリカや世界の紛争国の現状は到底理解できるものではない。
アルジェでは、拘束された日本人を見殺しにした西アフリカ利権を維持したいフランスである。

[ 2013年1月29日 ]
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