アイコン 京セラ/第3四半期 11月までの円高で3割減収へ

同社は、前年同期比売上高は増加させているが、それまでの円高により利益は4割以上落としている。第4四半期は円安により、いくらか利益率は回復してくる。
同社の製品は、前期では、ファインセラミック部品7%、半導体部品13%、ファインセラミック応用品15%、電子デバイス19%、通信機器15%、情報機器20%、他13%となっている。海外への輸出比率は53%と円高の影響を受けてきた。
 稲盛さんは鹿児島出身者、鹿児島国分工場(大規模)は、これまで一切人員削減や撤退などの話はない。下記のように世界的な不況のなか売上高を増加させている。パナソニックはとっくの昔に鹿児島から逃げ出たが・・・。

同社は第3四半期について、国内経済は、個人消費や公共投資の伸びは見られたものの、海外経済の減速により輸出が伸び悩み、第3四半期(平成24年10月1日~平成24年12月31日)以降、景気は弱含みで推移した。
海外は、米国経済は個人消費の伸びや住宅投資の回復により、緩やかに拡大した。一方、欧州経済は財政危機問題の影響により後退局面が継続し、中国経済は輸出の鈍化等により減速感が高まった。

当社の主要市場であるデジタルコンシューマ機器市場は、スマートフォンやタブレットPCの出荷台数は伸びたものの、従来型の携帯電話端末やPC、薄型TVは前年同期(平成23年4月1日~ら平成23年12月31日)を下回り、総じて伸び悩んだ。
一方、国内の太陽電池市場においては、平成24年7月に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入されたことにより、急速に太陽光発電システムの需要が増加したとしている。

京セラの業績推移と今期予想 (米基準)
連結/百万円
売上高
営業利益
税前利益
株主利益
12年3月期第3四半期
885,389
88,373
102,604
72,110
13年3月期第3四半期
926,524
51,234
68,882
44,970
前期第3四半期比
104.6%
58.0%
67.1%
62.4%
13年3月期予想
1,280,000
73,000
91,500
57,000
12年3月期実績
1,190,870
97,675
114,893
79,357
11年3月期実績
1,266,924
155,924
172,332
122,448
10年3月期実績
1,073,805
63,860
60,798
40,095
通期予想/前期比
107.5%
74.7%
79.6%
71.8%
 
[ 2013年2月 1日 ]
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