アイコン アルプス電気/3千人削減へ 完全失業者数は259万人

アルプス電気は31日、国内外の従業員約3万2千人の1割に当たる約3千人を削減すると発表した。
非正規社員が中心になる見通しで、国内外で65ヶ所ある生産・開発拠点の再編も検討する。スマホ(高機能携帯電話)や自動車向けの電子部品の販売が低迷しているため、リストラを行い収益改善を図る。

 総務省が1日発表した労働力調査によると、2012年平均の完全失業率は4.3%と前年に比べ0.3ポイント低下し、2年連続で改善した。

一方、厚生労働省が同日発表した12年平均の有効求人倍率は0.15ポイント上昇の0.8倍となり、3年連続で改善した(100人当たり80人の求人がある計算)。

東日本大震災からの復興需要で、建設業をはじめ卸売・小売業、宿泊・飲食業の求人が高水準を維持し、東北地方などを中心に雇用情勢が上向いた。また、人手不足感が強い医療・福祉分野で、女性中心に求人が増えた。

<12月の失業率悪化、失業者数は前月より改善>総務省発表分
1、就業者数は6,228万人。前年同月に比べ38万人の減少、2ヶ月連続の減少
1、完全失業者数は259万人(男性161万人、女性98万人)。前年同月に比べ17万人の減少。31ヶ月連続の減少。
1、完全失業率(季節調整値)は4.2%。前月に比べ0.1ポイント上昇(悪化)した。
1、 求職者別では、勤務先都合が2万人増加して71万人、自己都合が13万人減少して85万人。(職安での求職手続きをしない人は、失業者にカウントされない)
1、製造業の就業者数1,000万人割る。998万人。卸売・小売業の就業者数1,035万人。

 現在、大手企業の赤字や低業績会社は、今期の決算動向を見て、人減らし計画を策定(事業計画)、今期決算で、事業再編損を計上して処理しようとしている。

[ 2013年2月 1日 ]
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