アイコン 東北復興 宮城・岩手県の予算案

<宮城県>復興予算+ダム開発も
宮城県の一般会計予算案の総額は1兆5200億円。新年度は県の復興計画 で第1段階の「復旧期」の最後の年度で、今年度に続いて2年連続で1兆円を超え、過去2番目の規模。一般会計の総額は1兆5,213億円で、このうち復興 関連の予算が7,415億円と半分近い49%を占めている。
一方、災害復旧工事が予定より遅れていることや、がれき処理が軌道に乗ってきたことなどから今年度より1,600億円あまり少なくなった。

復興関連の主な事業では、
1、がれきの処理に1,588億円、
2、河川や海岸の堤防の復旧に840億円、
3、被災した漁港の復旧に299億円、
4、農地などの復旧に259億円、
5、災害公営住宅の整備に206億円。
6、被災地の住民の交流施設の整備に3億1,500万円、
7、広域的な防災拠点の基本構想を策定する費用として950万円
などが盛り込まれた。

また、総事業費80億円の治水用ダムを名取市に建設するための調査費2億円あまりも盛り込まれている。

<岩手県>過去最大規模
岩手県は、来年度の予算案を過去最大規模となる総額1兆1,500億円余を計上した。
ただ、復興を担う職員が不足していることなどから、大型予算をどう実行していくかが課題になっている。過去最高の今年度より334億円上回る。
約1,400戸分の災害公営住宅建設費など震災復興関連予算5,161億円を計上。

両県とも復興を担う職員不足が顕著になっており、インフラ整備の前提となる土地確保の難航など、大型予算をどう実行していくかが課題になっている。
 

[ 2013年2月13日 ]
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