アイコン 侘しい話 『プチ贅沢』男はお酒、女はお菓子が堂々の一位/アサヒGH

アサヒグループホールディングス(株)のお客様生活文化研究所は、2012年12月5日(水)~12月11日(火)に『プチ贅沢』に関する意識調査を実施し、782人の有効回答があった。また、2013年1月30日(水)~2月5日(火)に『節約』に関する意識調査を実施し、839人の有効回答があった。これらの結果から下記のような傾向があることが分かった。

1、全体の約9割が日ごろから「節約を意識する」と回答。一方、全体の7割以上が「プチ贅沢をする」と回答。
これらの結果から、多くの人が「節約を意識しつつも、プチ贅沢を楽しむ」ことが推察される。この傾向は、男性よりも女性のほうに強く見られる。

2、男性のプチ贅沢トップは「お酒」、女性のトップは「お菓子」。2位には男女ともに「外食」となっている。
『プチ贅沢』をする理由は、ポジティブ型とストレス発散型の2種類が上位となった。

3、「節約を強く意識する」という回答は、2009年の調査では約4割だったが、2013年(本年)の調査では約3割と減少傾向にある。
また、「節約を苦しいと思ったことが無い」という回答が全体の約5割と、『節約』を意識した生活が日常生活に定着してきた様子が伺える。

<節約が日常化 92.7%が意識>
2012年12月に『プチ贅沢』、2013年1月から2月にかけて『節約』に関する意識調査を行った。『プチ贅沢』とは『日常生活におけるちょっとした贅沢』と定義して質問した。
節約に関する意識調査において、日ごろから「節約を意識する」という回答は全体の92.7%。
一方、プチ贅沢に関する意識調査では、「プチ贅沢をする」という回答が、全体の75.3%となった。
この結果、多くの人が「節約を意識しつつも、プチ贅沢を楽しむ」ことが推測される。この傾向は、男性よりも女性に強く見られた。
自由回答では、「普段は倹約するが、家族の誕生日には少し豪華な外食をする」(女性50代)「普段なら発泡酒だが、ホームパーティーの時はビールを選ぶ」(男性50代)など、「節約を意識しつつも、特別な日にはプチ贅沢を楽しむ」という意見もあった。

男性のプチ贅沢トップは、「お酒」(49.3%)、女性のトップは「お菓子」(68.1%)、2位は男女ともに「外食」(男性:48.6%、女性:49.3%)となった。

プチ贅沢をする理由のトップは、「楽しいことがあったとき」(39.6%)、2位は「ストレスがたまったとき」(37.5%)となり、プチ贅沢する理由には、ポジティブ型とストレス発散型の2種類が上位となった。
「節約を強く意識する」という回答は、2009年の調査では39.1%だったが、2013年(本年)の調査では28.7%と10ポイントも減少している。また、「節約を苦しいと思ったことが無い」という回答は全体の49.7%を占め、節約を意識した生活が日常生活に定着してきた様子が伺える。

多くの人が節約を意識して生活するものの、プチ贅沢を楽しんでいることが推察される。特に女性の方がその傾向が高い。
・「普段は倹約するが、特別な日には少し豪華な外食をする」というコメントもある。

 節約を意識して生活するか質問したところ、「大学生の子どもが就職して自立できるまでは、親として仕送り金を捻出しなければならないので」(女性40代)など、「強く意識する」は28.7%、「まあまあ意識する」は64.0%となり、約9割の人びとが節約を心がけて生活をすることが明らかとなった。
一方、プチ贅沢をするかどうか質問したところ、「仕事を頑張ったときは、ちょっと価格の高いデザートで贅沢する」(女性30代)、「よくプチ贅沢をする」は8.2%、「ときどきプチ贅沢をする」は67.1%、7割以上の人びとはプチ贅沢を楽しんでいることが明らかとなった。
これらの結果から、多くの人々が節約を意識しつつもプチ贅沢を楽しんでいることが推察されました。
 性別で比較したところ、節約を「強く意識する」という男性の回答は24.3%、女性の回答は男性よりも9.3ポイント高い33.6%となりました。一方、「プチ贅沢をする」という男性の回答は69.5%、女性の回答は12.8ポイントも高い82.3%となりました。男性と比較して女性のほうが節約に対して強い気持ちを持つ一方、プチ贅沢で財布の紐が緩めがちな傾向にあることが分かりました。
 自由回答の中では、「普段は倹約するが、家族の誕生日だけは少し豪華な外食をする」(女性50代)、「普段なら発泡酒ですが、ホームパーティーの時はビールを選ぶ」(男性50代)など、上記推察の通り、普段は節約を心がけてはいても、特別な日にはちょっとした贅沢をして生活に潤いをもたらすといった意見もあった。
 以上参考、アセヒGHのアンケート資料

  デフレも低所得で不安定な派遣社員の増加や不況からの失業者、肩タタキなど、本人がそうでなくても周囲にそうした人たちが溢れており、将来の年金問題より、今に生きることの死活問題となり、その対策として、節約指向が根付いてしまっている。
その結果、デフレが生じており、よほど、安倍さんの言う「強い日本」にしなければ、こうした問題は払拭できない。しかし、眼前には消費税増税、電気料金の値上げ、燃料油の高騰など、自由に使える可処分所得はますます減少するばかりだ。特に若い人たちは可哀想な気がしてならない。

 

[ 2013年2月14日 ]
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