アイコン 今のオリンピックは金次第 どうなるレスリング

レスリング2020年の五輪で、26ある「中核競技」から外れる1競技は、有力視されていた近代五種やテコンドーではなく、「大穴」のレスリングだったと韓国紙が報じている。

レスリングは1896年の第1回大会から採用されている歴史ある競技。そうした競技がなくなるという。
ところが、韓国ではテコンドーがオリンピック競技に残り「スポーツ外交の勝利」と勝ち誇っている。
2013 年2月12日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)の理事会では、ロゲ会長を除く14人の理事が、現行の26競技の中から除外する1競技を選ぶ方式 で投票。候補にあがったのは近代五種、テコンドー、ホッケー、カヌー、レスリングの5競技で、最後は近代五種との決選投票で敗れてレスリングが中核競技か ら外れることが決まった。

20年五輪で行われる競技が最終決定するのは13年9月のIOC総会だが、今後、残る1枠を野球や空手など7競技と争う必要があり、レスリングの存続は困難な情勢とされる。

韓国は、現代財閥のボンボン鄭夢準(ハンナラ党元代表、元大統領選出馬表明)がFIFAの副会長を以前務めていた関係で、オリンピックからサッカーまで理事たちを牛耳っているのが現状だ。
ロンドンオリンピックのサッカーにおける「竹島」の朴鍾佑選手問題も、韓国サッカー協会が日本サッカー協会に詫びの通知を発したが、鄭夢準が韓国協会をカンカンとなり怒鳴り飛ばし、元副会長として圧力を掛けるためFIFA本部へ何回も足を運んでいたことは有名な話である。その結果、朴鍾佑選手の処分を、計画的にほとぼり冷めるまで待たせ、軽~い軽~い処分で終わらせたのである。鄭夢準の大勝利である。

サッカーと同じ様なことがテンコンドー残留に用いられたというのは当然のことである。
世界の競技人口もレスリングとテコンドーでは圧倒的に異なるが、テコンドーが残り、レスリングがなくなるということ事態がおかしなおかしなIOCの理事たちの判断である。

現代自の鼻薬が効いているのか知らないが、以前にもIOCもFIFAも賄賂で大量処分を出した理事組織、同じことは何度でも繰り返されるのが世の常である。ただ、水面下になり目立たないだけ。IOCもFIFAも実態は日本の官製談合と似たようなもの。

ただ、あなどれないのは、韓国のロビー活動が、アメリカ国会・州議会・中近東・ロシア・IOC・FIFAなどの世界ですごい動きをしているのだ。売春宿の海外進出はもっとすごいが。

[ 2013年2月14日 ]
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