アイコン 妊婦は特に注意を 風疹首都圏で大流行 男性患者多し

首都圏を中心に大流行している風疹の患者が、都内では今月10日までの6週間で260人にのぼり、去年の同じ時期の32倍となっている。

医療関係者は、妊婦に感染が広がり、赤ちゃんに障害が出る可能性が高まるとして、妊娠を希望する女性や妊婦の夫などに予防接種を受けるよう呼びかけている。

風疹は、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの心臓や耳などに障害が出るおそれがあり、去年10月以降、実際に障害が出た「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが、全国で6人報告されている。

風疹は去年、関東や関西を中心に流行し、患者の数が過去5年間で最も多くなったが、本年は、それをさらに上回るペースで流行していて、特に都内では、今月10日までの1週間に90人が新たに報告され、患者数は6週間であわせて260人にのぼり、去年の同じ時期の32倍となっている。

患者の8割近くが男性で、その多くが、子どもの頃に風疹の予防接種を受けていない、20代から40代。
また、最近は20代の女性も増加、医療関係者は、妊娠を希望する女性をはじめ、妊婦の夫や同居する家族で風疹にかかったことがなく、予防接種を受けていない人に対して、ワクチンの接種を呼びかけている。

医療関係者は、風疹は、春から夏にかけて流行する感染症、冬にこれだけ流行するのは異常事態で、妊婦に感染して子どもに障害が出るのが心配。ワクチンの接種が唯一の予防法なので、接種していない人は必ず受けて欲しいとしている。

[ 2013年2月14日 ]
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