アイコン 脱毛エステの恐怖 エステサロン「ブラッサム」をやけど被害で提訴

山形県内に住む20人が28日、違法な脱毛などの行為により、やけどなどの被害を受けたとして、山形市のエステサロン「メディカル&エステティックメソッドブラッサム」(山形市緑町4)代表の荒井昭好らに対し、総額1800万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こした。

山形市にあったエステサロン「メディカル&エステティックメソッドブラッサム」は昨年7月、医師の免許を持たずに、女性の顔や腕などにレーザー光線をあてて脱毛を行ったとして、経営者や施術した従業員2人の計3人が逮捕され、起訴されたほか、名義を貸していた医師も略式起訴された。
28日は、このエステに通い、被害を訴える人たちの弁護団が、山形地方裁判所を訪れ、エステの元役員や名義を貸した医師に対して、損害賠償を求める訴えを起こした。
訴えを起こしたのは、平成16年3月から昨年6月までに、このエステで脱毛などを受けた県内の男女20人で、違法な医療行為に支払った代金の返還や慰謝料、合わせて1800万円あまりの損害賠償を求めている。
被害者たちは、医師による治療が受けられると信頼していた。まだ、ほかにも多くの被害者がいると思われている。
被害者相談は山形弁護士会へ:電話023-622-2234

[ 2013年3月 1日 ]
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