アイコン ソフトバンク 一族経営に変身か? 弟のガンホーを連結化でTOB

ソフトバンクは3月25日、持分法適用会社であるガンホー・オンライン・エンターテイメント(ガンホー)を連結子会社化すると発表した。
ソ フトバンクは、傘下のソフトバンクBBを通じ、ガンホーの株式38,744株(所有比率33.69%)を所有している。ソフトバンクBB及びオーナーの孫 泰蔵氏(ガンホー会長)の持株管理会社のハーティスの所有株式数21,308株(18.53%)、合計すれば議決権所有比率52.13%と実質連結対象と なる。

そのうえで、ガンホー第3位の株主でアジアングルーヴ合同会社(代表社員孫泰蔵氏)の持株16,671株、持株比率14.49%のうち、7,340株(比率6.37%)の株を、公開買付応募契約を3月25日締結、同社は応募することで合意している。上場は維持する。
なお、孫正義氏は、平成25年4月1日付でハーティスの持株に対して、「質権実行の猶予に係る議決権の行使に関する覚書」を締結する。
結果、33.69%+18.53%+6.37%=58.59%のガンホー株をソフトバンク系が所有することになる。TOBの期間は、4月1日から4月26日までとなっている。一株当たりの買収額は3,676,789円(株式希薄化後発行株式総数が10倍の株数となるため1株当たりは340,276円となる。)

ガンホーは、頭の良さでは孫正義氏より上という人がいるほどの弟孫泰蔵氏(ガンホー会長)、が創業した。これまで、韓国のラグナロクオンラインの国内版権を獲得してPC用オンラインゲームを成長させてきたが、人気はあるものの不正利用などの問題もあり、超ビッグヒッ作には恵まれなかった。しかし、スマホ持代到来、2012年2月投入した同社独自のスマホ・タブレッド向けのパズドラが大きく開花、今では大成長株に変身している。

今回の公開買付をうがった見方をすれば、ソフトバンクの経営を兄弟で陣頭指揮していく可能性もある。孫正義氏は巨額投資のアメリカ事業に専念、国内事業を孫泰蔵氏に任すことも考えられる。孫正義氏は男兄弟4人、家業のパチンコ店を継いだ・・・のような長兄を嫌うが、弟の泰蔵氏とは仲が良い。
以前は、関係する在日の高齢者たちからは、家の面倒を見ない孫正義氏を嫌っている人たちも多いと聞いたことがある。

 

[ 2013年3月26日 ]
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