鹿児島市の公立中学校で昨年７月、男性教諭（４２）が男子生徒の顔を５０回ほど平手打ちする体罰を加え、タタイタ回数を少なく偽って校長に報告していたとして、鹿児島県教委は２８日付で、減給１０分の１（６ヶ月）の懲戒処分にした。また、体罰を受けた生徒の保護者が「加療２週間」という診断書を中学校に提出していたが、校長は今年２月まで市教委への報告を怠り、それまで隠蔽していた。このため、鹿児島市教委は２８日付で校長も文書訓告処分とした。

事件は、市外であった学校行事からの帰りのバスの中で、３年の生徒が菓子を食べたことを指導するため、３日後に教諭は職員室で生徒の顔を３回、平手打ちしたという。さらに放送室に連れて行き、胸元をつかんで壁際に積まれた段ボール箱に押しつけた後、両ほおを５０回ほどたたいた。生徒はあまりのビンタに頸椎ねんざと頭頸部打撲で２週間のケガをした。
教諭は当初、タタイタ回数を１０回程度、ケガも口の中を切った程度と校長に報告し、市教委から昨年９月に文書訓告の処分を受けていた。
その後、市教委の再調査で過小報告が判明。嘘の報告をしていた。
　
　原因がいじめに基づく生徒の暴力行為ならば、ある程度のシバキアゲも必要かと思われるが、菓子喰ったくらいで殴り続けるとは先生の方が何か狂っているようだ（生徒の常日頃の行動が不明なため、善良な生徒との前提で記載）。