沖縄電力(株)/25年度事業設備投資額347億円
吉の浦2号5月供用開始-沖縄電力
沖縄電力㈱は29日、平成25年度事業計画を発表した。設備投資額は347億円の見込みで、その内訳は、電源設備に147億円、流通設備に176億円(送電57億円、変電49億円、配電70億円)、その他24億円となっている(電源開発計画等6頁)。
電 源開発では、需要想定に基づき、長期的な電力の安定供給確保を前提に環境対策・経済性の同時達成を図るため、吉の浦火力発電所をはじめ、宮古第二発電所、 石垣第二発電所で電源設備の増強を進めることにしており、平成25年度~34年度までの10年間でLNG火力25万1千KW、燃料多様型ガスタービン3万 5千KW、内燃力7万1千KW、合計35万7千KWの電源開発を計画。LNG火力に関しては、吉の浦火力発電所2号を5月、吉の浦マルチガスタービン発電 所を26年10月に、内燃力は、宮古第二発電所5号を26年4月、石垣第二発電所6号を27年5月にそれぞれ使用開始を目指す。
また、新エネルギー発電設備について、離島における燃料費低減やCO2排出量削減の観点から粟国島に可倒式風力発電設備1号機を10月に導入する。流通設備計画では、西那覇友寄幹線新設(西那覇(変)~友寄(変))の29年10月使用開始を目指し送電設備工事を進める。
[ 2013年4月 1日 ]
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