アイコン 東九州道最長の猪八重トンネル貫通/前田建設工業ら

宮崎県日南市で建設が進められている東九州自動車道で最も長い4.8キロ余りのトンネルが8日、前田建設工業らにより貫通した。
東 九州道は、北九州市と宮崎市までの間が平成28年完成予定で進められており、完成すれば九州一周できることになる。しかし、本来の東九州道は、宮崎市から 南へ伸びており、その部分はまだ手付かず状態。しかし、財政や費用対効果など総合的に考えれば、高速よりバイパス道路が現実的かと思われる。

国土交通省九州地方整備局は、「東九州道(清武~北郷)猪八重トンネル北新設(二期)工事」(工事場所=日南市北郷町大字郷之原地内)について、2012年12月25日付で前田建設工業と随意契約を締結、税抜の契約金額は32億6800万円。
前田建設工業は、東九州道・清武~北郷間に整備する猪八重トンネル(全長4,858m)のうち、本坑1,690m(幅員12m)及び避難坑2,535m(2.9m)を新設する「北新設(一期)工事」を平成21年3月に落札。これまで山岳地における大断面トンネルをNATM工法により施工してきた。

九州地方整備局では、北新設の継続工事を実施するにあたり、不安定な地山を安全かつ円滑に施工するには、地山の地形および地質に関する豊富な知識・経験が必要であること等を勘案し、同社と随意契約を締結することとした。工期は26年3月31日までと発表していた。

ところで、2キロ以上のトンネルは、非常に運転が疲れる。現在はまだましだが、以前はトラックの排ガスで前が見難く、壁も排ガスで黒く、スピードも出しており非常に疲れたものであった(八代-小林間に2つも3キロ級がある)。新しい長いトンネルは内部を極力明るいトンネルにしてもらいたいものだ。

[ 2013年4月 9日 ]
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