アイコン エイズワクチン臨床試験ルワンダで開始 つくば市のディナベック等 

センダイウイルスベクター
遺伝子治療技術ベンチャーのディナベックと国際エイズワクチン推進構想(IAVI)は、センダイウイルスベクターを用いて国立感染症研究所(感染研)と共同開発したエイズワクチン候補の第1相臨床試験がルワンダで開始したと発表した。
単独投与の場合の安全性と免疫反応を調べるほか、IAVIなどが開発し安全性と耐性を実証しているワクチン候補Ad35-GRINとの併用投与も試みられる。

センダイウイルスベクターは、RNA(リボ核酸)型であるため染色体に損傷を与えないというメリットがあり、増殖特性により持続的な効果が期待される。

感染研の研究により、センダイウイルスベクターワクチンはサルにおいてSIV(サル免疫不全ウイルス)感染を予防する効果が確認されている。試験は英国と東アフリカ地域でも予定されている。
日本発のエイズワクチンが開発されたら、ノーベル賞ものだろう。
日本人の病気に対する研究熱は、いまだ多くの研究者に野口英夫の血が受け継がれているようだ。
それにしても、医薬品のビックカンパニーは欧米にしかない。医学会と医療薬品業界の政治家および厚生一族との癒着が、世界の規制緩和に大きく出遅れさせたのであろう。

[ 2013年4月 9日 ]
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