アイコン 中国の民度 H7N9型ウイルス 死者11名へ、大量の死骸を江西省の川に捨てる

1、中国江西省(福建省と武夷山脈を隔てて接する内陸部の省)の地元メディアは12日、同省鷹潭市の川でニワトリの死骸が大量に見つかり、当局が死因を調べている。近くの販売業者が捨てたものだという。
 住民の通報を受け、当局がニワトリを全て回収したという。鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)に感染していなかったか調べている。捨てた業者がまだ売っていた残り約600羽のニワトリの販売もやめさせたと報じられている。

2、3月中旬には上海市の黄浦江(川)で1万2千頭に及ぶ豚が捨てられプカプカ浮いているのが発見され回収された。農業部(農業省)担当者によるとH7N9型には感染していなかったとというが、原因は明らかにしていない。

3、3月中旬、四川省眉山市の川で千羽余りのアヒルが川に投棄されていた。
4、4月初めには、江蘇省常州市の黄河の河川敷で百頭あまりの豚が捨てられていた。
5、同じく4月初めには、四川省西昌市の川でも約百頭の豚が捨てられプカプカ浮いているのが発見され、回収されている。
6、4月4日から5日に掛けて、南京市の住宅地で、数十匹のスズメの死骸が街路樹から次々と落ちていた。死因について当局は、H7N9型ウイルスによるものではないとしているが・・・。4月7日、南京市農業委員会は、スズメの死骸からH7N9型ウイルスは検出されなかったと発表したが、死因については触れていない。

7、中国では、昨年12月頃から、河南省や、山西省、陝西省などの各地で、ニワトリの鳥インフルエンザが大規模に発生し、陝西省では約50%が病死または殺処分されたと一部で報道されているが、H7N9型ウイルスによるものかどうかは不明のままとなっているという。
(中国の地方都市では、鳥インフルエンザが発生した場合、経済的に大損失を被ることから、調査もせず隠蔽する体質がある。民度も低く家畜など大量の死骸をそのまま河川に捨てるありさま)

中国の報道では、H7N9型ウイルスは、これまで、鶏、鳩、鶉から検出されている。

4月12日現在<<H7N9型ウイルス鳥インフルエンザ>>
中国では、上海市など中国各地でH7N9型ウイルス(これまでの鳥インフルエンザウイルスの変異型)に感染して多数の死亡者が発生、これまでに中国全土で感染者数は40名、うち11名の死亡が確認されている。
現在のところ、鳥類から感染したとみられ、人から人への感染例は認められていないという。

H7N9型ウイルス感染患者の内訳は、上海市19人(うち7人死亡)、江蘇省10人(うち1人死亡)、安徽省2人(うち1人死亡)、浙江省5人(うち2人死亡)、不明地4人。4省・市の19地市級区域に拡大している。

上海市の感染者数・死亡者とも最も多く、ビジネス都市の上海へは日本から渡航する人も多く、日本の空港も厳重な注意が必要である。
なお、4月4日ベトナムで死亡した男児は、H5N1型鳥インフルエンザウイルスによるものと判明しており型が異なる。

 

[ 2013年4月13日 ]
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