アイコン 金価格の急落は日本株にあり

危機に強い金価格、世界経済はリーマン・ショックを受けどん底に、その間金価格は上昇を続けてきた。しかし、アメリカ 経済の緩やかな回復からか、まだ欧州経済はどん底で、それに連れ中国経済も鈍化しているものの、この間、リスク回避資産としての金価格は下落を続けてい る。それも北朝鮮の核攻撃の脅しにも殆ど反応しない有様だ。
暴落の背景には、日本の株価も原因しているという。

4月17日の終了週における貴金属ファンドの流出額は、約27億ドルに達するとされ、一方、日本の投信への外資流入額は16億ドル、過去最高を記録している。株式ファンドへの資金流入は実に27億ドルに達し、前週より14億ドル増加しているという。
こうした流れは、日本株の上昇局面から続いており、金価格の下落は、金相場を支えてきた貴金属ファンドの資金が、値上がり激しい日本株へシフトした結果も大きな一因と見られる。
金価格はドルベースで、昨年12月末1,688.58ドルであったものが、4月18日には一時1,334.32ドルまで急落している。
ただ、2008年11月末の金相場価格は759.36ドルであったことから、リーマン・ショックにより世界経済破綻後、上昇を続け、2011年9月の1,776.25ドルまで上昇、その後は安定していた。)

金価格 ドル・1トロイオンス
2012/9
10
11
12
1
2
3
1,743.19
1,746.68
1,722.38
1,688.58
1,671.42
1,635.42
1,592.31
4月18日の金価格は、1,414.90ドルまで急落している(18日1,334.32ドルまで一時下落)。
 
<日本株日経平均チャート>
株価チャート
[ 2013年4月19日 ]
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