日揮/メガソーラー完成265百kW 国内最大メガソーラー集積地大分臨海
日揮は14日、大分市の臨海工業地帯に建設していた大規模な太陽光発電所、メガソーラーが完成して記念式典を開催した。
日揮は、大分市青崎の臨海工業地帯にある日産自動車所有の約35万平方メートルの遊休地に、昨年9月からメガソーラーの建設を進め、今月1日から発電を始めた。
11万枚以上の太陽電池パネルを使った日揮のメガソーラーの出力は、2万6500kWで、一般の家庭約9000世帯分の消費電力をまかなえるという。
発電した電力はすべて、九州電力に販売することにしていて、向こう20年間、発電を続ける計画。
大分市の臨海工業地帯では、大手商社や造船会社などもメガソーラーの建設を進めていており、今後国内最大規模のメガソーラーの集積地となる。
列島改造の新産業都市構想で埋め立てられた大分市の臨海工業地帯は、大手企業が進出を見込んで購入したり、工場進出後撤退したりして多くの巨大空地があり、その臨海部がメガソーラー巨大団地に生まれ変わろうとしている。
大分臨海部での計画では、丸紅が6万5千kW、三井造船が三井不動産と共同で7万kW、既に完成した日揮が2万65百kW、合計約16万1,500kW(161..5メガワット)。
[ 2013年5月15日 ]
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