アイコン 円安直撃 日本マクドナルド/第1四半期 売上減少止まらず 

同社は、不況による外食離れの継続からか、戦略ミスからなのか、客数・客単価とも減少し続け、歯止めがかからない状態に陥っている。さらに利益面では、リスクの大きい直営店からFC店への切り替えで、こうした売上高減少や店舗数の減少下でも利益が出せる体質作りを行ってきた原田代表であるが、円安による材料肉の高騰により、利益までもが大幅に減少した第1四半期となっている。それでも、期初の今期計画には変わりないとしている。3月4月は客数がやっと前年比をクリアーしてきたが、今度は客単価の減少で全店売上高指数は、マイナスのままとなっている。

日本マクドナルドの平成25年第1四半期/単位:百万円
 
平成25年第1四半期
備考
実績
対前年比
全店売上高*
126,384
-12,733
-9.20%
客単価減による
連結売上高
65,910
-11,290
-14.60%
 
連結営業利益
3,371
-3,850
-53.30%
輸入食肉の高騰による
連結経常利益
3,335
-4,157
-55.50%
 
連結当期純利益
1,935
-2,346
-54.80%
 
*全店売上高:直営店舗とフランチャイズ店舗の合計売上高
 
原価(554億87百万円)に占める第1四半期のクーポン利用額は18億100万円となっている。前期での電子クーポンの潜在的利用者であるモバイル会員数は3,500万人に達し、年間延顧客数の1/4以上が電子クーポンを含むクーポン利用者となっている。
 
平成25年第1四半期
対前年比
既存店売上高
-10.90%
既存店客数
-4.40%
全店客数
-2.80%
 
全店売上高
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
H25
-15.2
-10.4
-1.7
-1.9
 
 
 
 
 
 
 
 
H24
3.5
1.1
8.6
-0.8
-8.4
1.5
-1.4
0.1
-1.1
-5.2
-1.6
-7.0
H23
-3.5
-1.7
-12.8
-1.7
-2.8
-2.3
-4.9
-8.9
5.3
2.6
10.2
7.0
 
過去10年間の業績推移 日本マクドナルドホールディングスの業績推移 /百万円
連結決算
平成15年12月
平成16年12月
平成17年12月
平成18年12月
平成19年12月
平成20年12月
売上高
299,823
308,079
325,655
355,696
395,061
406,373
純利益
-7,121
3,680
60
1,549
7,819
12,393
連結決算
平成21年12月
平成22年12月
平成23年12月
平成24年12月
平成25年12月予
 
売上高
362,312
323,799
302,339
294,710
269,500
 
純利益
12,809
7,864
13,298
12,870
14,100
 
 
モスバーカーの業績推移と3月期予想
連結/百万円
H22年3月期
H23年3月期
H24年3月期
H25年3月期予
売上高
60,009
63,175
62,672
65,000
営業利益
2,282
3,223
2,087
2,150
経常利益
2,523
3,602
2,366
2,400
当期利益
1,634
1,854
1,823
1,300
 

[ 2013年5月 8日 ]
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