アイコン パナソニック/連結子会社株売却 ロジスティクス及びヘルスケア

<パナソニック ロジスティクス>
5月24日、パナソニックは、連結完全子会社のパナソニック ロジスティクス(資本金:18億円、従業員:1200名)の株式66.6%を日本通運に売却して、子会社でなくなると発表した。
基本合意は、平成25年3月28日
契約日は、平成25年5月24日
譲渡日は、平成25年12月末まで(中国当局の許可後)

<パナソニック ヘルスケア>

5月24日判明、パナソニックは3月に公表した中期経営計画で、ヘルスケア社(平成13年3月期の売上高:1,343億円、営業利益87億円)の一部株式売却(予想では株式の51%~66.6%売却)を発表していたが、売却の1次入札が5月27日に締め切られる。
入札には、外資系投資ファンドのKKR、カーライルのほか、TPG.UL、ベイン・キャピタル、CVCキャピタル・パートナーズCVC.UL、ユニゾンキャピタルなど国内外の投資ファンド10社程度に加え、東芝などの事業会社数社も参加する見通し。東芝は、傘下で医療用機器を手掛けている「東芝メディカルシステムズ」との連携効果を見込んでいる。

パナソニックは、血糖値センサーや電子カルテシステム、補聴器を手掛ける「パナソニック ヘルスケア社」の株式を一部売却する。1000億円超の売却規模になると予測されている。
今後、糖尿病管理のための血糖値センサー事業が中国やインドなどで需要を見込めるとして、ファンドの関心を集めている。
1次入札終了後、6月中にも2~3社に絞り込み、7月に2次入札を実施。8月にも優先交渉権が出されるとみられる。パナソニックは、売却のファイナンシャルアドバイザーにメリルリンチ日本証券を起用している。

同社は組織再編するのが大好きで、最近では横文字かぶれの人が経営者の見え、同社の組織が日本人から見てまったくわからなくなってしまった。当然、同社の社員たちも困惑しているものと思われる。一方経営は、やっとプラズマテレビに見切りを付けるという事の遅さは松下の性格的ノロサを露見したものだろう。
何か、従業員がかわいそうに見えてくる。

[ 2013年5月27日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索