アイコン 【守れ!国境の島】土足で"裏庭"を荒らす中国船 「慣らされる」領海侵犯

石垣市役所悪意に充ちた偏狂的な報道が多い沖縄県の新聞業界にあって、ただ1社だけ正論を報道しつづけている「八重山日報社」。尖閣列島を抱える石垣島を拠点に活動する地方紙だが、その良心的な記事は反社会的な報道を続ける沖縄タイムス、琉球新報を近い将来は必ず凌駕すると信じている。中国人以外の心ある人間なら誰でもが歓心する【守れ国境の島】を掲載するので多くの人に拡散して頂きたい。

【守れ!国境の島】土足で“裏庭”を荒らす中国船 「慣らされる」領海侵犯 2013.05.14
   http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130514/plt1305140708000-n1.htm

中国海監「66」(左)による威嚇を遮るため、海上保安庁の巡視船「みずき」が間に入った(第11善幸丸の乗組員提供)【拡大】

★(1)

 「これから尖閣で漁をするときは中国国旗を掲げないと、地元漁船の安全は保障されないかも」

 石垣島の漁業者、名嘉全正さん(54)は、中国公船による「浸食」が続く尖閣諸島海域の現状をこう嘆く。日本の実効支配は大きく揺らいでいる。

 自身が船長の「第11善幸丸」は今年2月18日、尖閣海域で、領海侵犯した中国の海洋監視船3隻と鉢合わせし、1時間半にわたって執拗(しつよう)に追跡された。尖閣領海で日本漁船を拿捕(だほ)して「領有権」を主張するのが中国の狙いだ。

 海上保安庁の巡視船が割って入り、第11善幸丸をガードしたため、名嘉さんは何とか石垣島へたどり着いた。

 しかし、「事件」はこれだけでは終わらない。4月23日には、民間団体の釣りツアーが地元漁船9隻に乗り組み、尖閣海域に向かったところ、中国の海洋監 視船や漁業監視船10隻に待ち伏せされ、追跡と威嚇を受けた。海保の避難勧告でツアーは釣りを中止し、石垣島へ引き返した。尖閣海域で日本漁船が中国公船 に追い払われたことになる。

 実は、このツアーは当初は10隻で、エンジントラブルのため1隻が出港を見合わせた。中国当局は、あえてツアーの漁船と同数の公船を派遣し、漁を妨害させたのだ。

 石垣島の漁業者は「中国公船が領海侵犯するのは、地元漁船を駆逐するためだ」と指摘している。報道されるのは氷山の一角だ。どうも中国当局は、尖閣に出航する地元漁船の動きを事前に察知しているらしいのだ。

 2012年9月の尖閣国有化後、今月までの7カ月で、中国公船による領海侵犯は40回以上に及んでいる。領海侵犯には至らなくても、領海外側の接続水域には、ほぼ毎日、中国公船が姿を現し「パトロール」と称して存在を誇示している。

 すでに尖閣海域では、漁業者が安心安全に操業できる環境は失われていると言っていい。

 尖閣には「石垣市登野城(とのしろ)」という地名がついており、まぎれもなく石垣市の一部だ。中国の傲慢さに、多くの市民が、土足で裏庭を荒らされているような腹立たしさを感じている。

 しかし、市民の思いとは裏腹に、全国紙や地元紙で領海侵犯のニュースは扱いが小さくなる一方だ。領海侵犯が日常化し、日本人がいわば「慣らされて」しまっているのだ。

 国境の島が侵食されている現実に、日本人が無感覚になる。それこそ、連日、尖閣海域に出没する中国の思うつぼではないか。

 ■仲新城誠(なかあらしろ・まこと) 1973年、沖縄県石垣市生まれ。琉球大学卒業後、99年に石垣島を拠点する地方紙「八重山日報社」に入社。 2010年、同社編集長に就任。同県の大手メディアが、イデオロギー色の強い報道を続けるなか、現場主義の中立的な取材・報道を心がけている。著書に「国 境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)など。
[ 2013年5月28日 ]
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