全国で約１,０００人から約９億５千万円あまりを販売していたとみられている。

昨年２月、外貨を売買する「ＦＸ取引」や日経平均株価を対象にした「先物取引」の自動売買ソフトを「負ける月もあるが長い目で見れば絶対に儲かる」などと偽り、大阪の男性に対して約１９０万円で販売したとして詐欺容疑が持たれている。

片取締役らはＳＮＳを利用し、主に２０代の若者をターゲットに喫茶店などに誘い出し「人生が変わる」などと呪いをかけ、ソフト１枚を約９５万円で販売していたという。

調べに対し片取締役は、ソフトを販売店に卸していただけで、どのように販売していたかは知らないと供述して容疑を否認しているという。

販売したソフトは、システム更新などがなされておらず正常に機能しなかったという。

一人暮らしの若い人で・玉の小さい人は、詐欺に会う人が意外と多い。昔、女性の訪販員から布団を１００万円も借金して購入、借金を払えなくなった社員がいて、会社で救済したこともある。詐欺は高齢者だけが狙われているわけではない。その手に引っかからないよう、相手の土俵に決して乗らず、相手を完全無視して相手にしないことが必要である。