西沙群島の現実
フィリピンやベトナムから軍事力で占領した西沙群島、今や中国海軍の守備隊が駐屯している。実効支配のため一時は千隻の大漁船団を西沙群島に送り込んでいた。
なぜか尖閣とオーバーラップしてしまう。
中国は、ウクライナからポモルニク型エアクッション揚陸艦を購入し広州に5月配備した。同揚陸艦は高速で世界最大の軍用エアクッション艦である。
同揚陸艦の全長は約57メートル、幅は約25メートル、最大航行速度は63ノットに達し、3台の戦車もしくは8台の歩兵戦闘車か、360人の部隊を搭載できる(最大500人の兵を運ぶ)。同揚陸艦は多くのミサイル発射装置、携帯型防空ミサイル、30ミリ口径の近距離防御速射砲を搭載、一定の火力支援と自衛能力を持つとされる。また同揚陸艦は軽量型の装甲板を取り付けられ、銃弾や砲弾による攻撃に耐えられるという。配備された広州は西沙にも尖閣にも意外と近い。
[ 2013年5月30日 ]
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