本日の株価 また暴落▲737円下げ 暴落トレンド
本日30日の東証は、昨日米NYダウが▲106.59ドル下げたことを受け、マイナススタート、結果日経平均は▲737.43円暴落して13,589円03銭で取引を終えた。
何故下げているのか
1、 ヘッジファンドが決算を控え利益確定売りを行っている。(優良銘柄ほか)
2、 円高に振れている(輸出株に影響)
3、 これまでの円安で資源や輸入食料価格が上昇、物価が値上がり、景気を冷やす。(内需関連株に勢いがない)
4、 日銀の金垂れ流しで長期金利が上昇している(不動産株、建設株に影響)
5、 これまで棒上げしてきたことから、調整局面にある。弱気筋の力が強くなっており、売り一色となっている。
6、 欧州経済指標に改善の兆しが出てこない
7、 中国経済のPMIが悪化している。経済成長7%容認の要人発言
などの理由で下げているが、先般の暴落は円高振れ、中国PMI悪化、長期金利の上昇であったが、昨今の長期金利の上昇について黒田日銀が容認発言を行ったことは痛かった。
株の乱降下に、黒田日銀も心配して、本日金融機関との会合で、長期金利を刺激しないよう、これまで市場からの週2回、月8回の国債買い付けを、もっと回数を増やすことで決定したようだが、それとは逆に大手銀行の住宅ローン金利の値上げニュースが流れ、株式市場は下がり続けた。
3月期の日本企業は、輸出関連企業を中心に大幅に業績改善されPERで見る限り、15000円台でも高くないものとなっている。しかし、これまで上げ続けてきたこと。一部の銘柄がお祭り騒ぎになっていること。日替わりお祭りなど、バブル化していることだけは間違いなく、当然、冷やすべきところにきていたことだけは間違いない。
どこまで下がるかは、黒田日銀しだいだろう。それほど、黒田日銀は投資市場に首をつ込んでしまったといえる。
日本円は95円でも円安になったと日本中喜んでいたものが、今や100円でも許されなくなっている。人の心理とは恐ろしいものだ。
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