アイコン すかいらーく来年再上場へ 米ハゲタカ回収にかかる 売上高3295億円

 米大手ハゲタカファンドのベインキャピタルが、出資先の外食大手「すかいらーく」を来年にも、東証1部に再上場させる方向で検討していることが5日、分かったと報道されている。
ベインキャピタルは、日本株価も上がり、上場により出資した資金を回収する計画である。

すかいらーくの業績も順調に回復しており、市況環境も改善していることから、再上場の好機と判断したものとみられる。
 すかいらーくは、再上場により機動的な資金調達が可能になり、国内外での出店や新業態店舗の開発につなげる考えである。
同社は2006年6月、野村證券系の資金にて横川オーナーがMBOを実施して上場廃止、2011年10月ベインキャピタルが、野村プリンシパル・ファイナンスなどから株を買収していた。
野村も売りたくなかったと思われるが、リーマン・ショック後に無駄使いしたツケが野村全体の業績を悪化させ、売却した。

「すかいらーく」の2012年12月期の決算は、グループ売上高は3,295億円、営業利益155億41百万円、経常利益89億28百万円、当期利益68億40百円。
子会社の小僧寿しの売却の影響で減収となったが、グループ全体では既存店売上が好調であり、小僧寿司の影響を除くベースでは、増収増益を確保している。
 

[ 2013年6月 6日 ]
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