アイコン 無印良品/ふかひれスープ販売中止を求める意見について

何でも反対する人たちがいる。しかし、完全なベジタリアンでない限り、動物や魚などの生き物を殺し食している。弱肉強食、食物連鎖、古来から食文化、猿やモルモットなどの医療試験用など様々な形で利用され、食されてもいる。
ア メリカでは、自然界の牛類は殺し食してしまい、今では飼育牛を一番喰らっている。そうした銃だらけのアメリカでは、鮫乱獲防止のため、中国のフカヒレ問題 が取り上げられ、中国ではやんわり贅沢品として公の席でははずすことを決定している。そのフカヒレスープのフカヒレは日本の東北から多くが輸出されてい る。(笑い話だが、中国では今年3月、高級食材であるフカヒレが、豚ゼラチンとアルギン酸ナトリウムなどからつくられた偽造品が出回り問題となってい た。)
アメリカは何でもかんでも国会で取り上げることで知られている。それをマスコミが報じることから、それが世の主流と思われがちであるが、利益誘導の恣意的な法案も多い。

良品計画は、「ごはんにかける ふかひれスープの販売中止を求めるご意見について」と題する見解を発表した。

3月頃から、全国の無印良品の店頭とネットストアなどで販売する「ごはんにかける ふかひれスープ」の販売中止を求めるキャンペーンが、インターネットのサイトなどを中心に展開されていることに対応したものだ。
同社は、これまで静観の姿勢を保っていたが、この度のキャンペーンにおいて販売中止を求める主張の根拠とされている主たるポイントの中には、一般消費者に対して誤解と混乱を招くのではないかという懸念を抱かざるを得ないものも含まれており、今般、見解を発表した。

販売中止を求めるキャンペーンのサイトなどからの引用によれば、販売中止を求める主たる根拠は、「フカヒレスープの需要により殺害されるサメの数は何と年間約1億匹」、「同社の利用するヨシキリザメは国際自然保護連合(IUCN)により準絶滅危惧種に指定」の2つとなっている。
しかし、当製品に使用するふかひれは、約70%以上の量が宮城県気仙沼港のほか、日本国内で水揚げされたサメからのものであり、残り30%弱がスペイン産のものである。

気仙沼港で水揚げされるヨシキリザメは、主にマグロ延縄漁の「混獲魚」として水揚げされたものであり、その混獲されたサメは水揚げされたのち、その身は各種練り物製品へ、また軟骨は健康食品、皮革は工芸品等にと、さまざまなものへ利用されている。
また、商品開発担当者が現地の港で、サメの水揚げから加工までの工程を実地検分にて確認が済んでいる。
製品に使用されているふかひれの入手方法は、一部の地域で行われているようなFinning(ヒレだけを取るためにサメを殺戮し、その他の部分は海上で投棄する)によるものとは明らかに一線を画す手法であり、同一視されるべきものではない。

ヨシキリザメは、国際自然保護連合(IUCN)の「保全状況の評価リスト」における準絶滅危惧種(NT: Near Threatened)に指定されているが、評価リスト上でも低リスクに分類されており、その中でもヨシキリザメは下位に位置づけられている。
日本の所管省庁への確認のみならず、日本の法令によっても何ら漁獲規制のないことは確認が済んでいる。
そのため、「ごはんにかける ふかひれスープ」については、以上の理由に加え、生産者である宮城県の気仙沼を中心として行われてきた伝統的地場産業の一助となることからも、販売を継続することが妥当と考えているとしている。
以上。

鮫が人を殺したら、鮫撲滅の声が大きくなる。海水浴場に鮫が現れたら、反対もなく殺したりもする。
自然愛護が何か知らないが、シーシェパードのように、寄付金集めのための売名行為で過激な反対をしている輩もいる。寄付金集めという商売をしている輩である。
 動物でも人でも無節操な殺戮は許容できるものではないが、自らを省みず何でも反対する人たちが世の中には多すぎる。暇すぎるのだろう。
 ただ、良品計画のコメントのとおり、フカヒレだけを目的に乱獲しているのは問題だ。また、中国でもフカヒレスープは、客のおもてなしや結婚式のような場でしか食していない。最近は中国人が成金化し少し様相が異なるようであるが、そうした人たちには上記のような偽造品でも食してもらったらよかろう。

[ 2013年6月12日 ]
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