アイコン 韓国からの旅行客、円安で日本へ 71.2%の大幅増(2013年上半期 1~6月)

韓国もリーマン・ショック、その後の欧州経済・中国経済の影響を受け、長期不況に陥っているが、上半期、韓国人が海外旅行する客数が大幅に増加している。

 1~6月に旅行最大手のハナツアーを利用した海外旅行客は、約92万6000人、前年同期比21.4%増加した。
ウォン高・円安を受け日本への旅行客が71.2%増加したほか、東南アジアへは29.8%増、欧州へは24.5%増となった。一方、中国への旅行客は鳥インフルエンザの影響から▲9.2%減少した。
 
大手旅行会社のモドゥツアーを利用した海外旅行客は、約47万2000人、前年同期比9.7%増加した。
行先別では、日本が74.5%増加したほか、南太平洋が16.0%増、東南アジアが13.7%増、インドが11.8%増となった。一方、アフリカへの旅行客は▲70.0%急減、中南米へは▲27.2%減、中国への旅行客も▲17.5%減となった。
 海外旅行客は、下半期も着実に増える見通しで、ハナツアーに7月の旅行を予約した人は、2日現在13万1000人余り、前年同月比21.4%増となっている。

 善良なる韓国の人たちが日本観光することについては大歓迎である。

[ 2013年7月 3日 ]
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