アイコン 家具の町の大川市長選 鳩山二郎氏圧勝 邦夫氏と高見エミリーの次男

 30日投開票された福岡県大川市長選は、衆院議員、鳩山邦夫氏の次男で父の秘書であった鳩山二郎氏(34)=無所属新人=が元市長ら3氏に圧勝し初当選を決めた。
 鳩山二郎氏は自民党県連、公明党筑後総支部の推薦を受けた上、父邦夫氏の知名度を生かし、地元県議が、個人演説会に張り付くなど、国政選挙並みの組織戦を展開。次点候補に圧勝した。

大川市は、鳩山邦夫氏の選挙地盤の一つであり、これまで数多の市長が登場したものの、家具の町大川の再生には結果として無力であった。今回の鳩山氏の圧勝こそがそれを物語っている。

父、鳩山邦夫氏の衆議院選挙区は福岡6区(久留米市、大川市、小郡市、うきは市、三井郡大刀洗町、三潴郡大木町)。
 鳩山二郎氏陣営には、地元県議や父邦夫、母エミリー(旧姓高見エミリー、元タレント、英系オーストラリア人のハーフ)、兄の太郎らの家族ぐるみの支援、家具の町大川の若手家具業者らが支援して当選を果たした。二郎氏は福岡県内で最年少の市長となる。

当選後の記者会見で、鳩山二郎氏は、「自身を一セールスマンとして、大川の素晴らしい家具、木工産業や大川の農水産物を全国にアピールしていきたい。また、国会議員である父のこともしっかり利用して、少しでも地元が元気になるよう頑張っていきたい」などと述べていた。
 ゆくゆくは親の地盤(久留米ブリヂストン)を引き継ぎ、国政に出馬すると思われるが、まずは大川市で選挙民の依託に応え実績を作らない限り、国政どころか市長2期目も危うくなる可能性もある。
 大川の再生に努力と実績を創ってもらいたい。

鳩山二郎(34):東京都出身。
青山学院高等部時代にオーストラリア留学、現地校卒。
杏林大卒、杏林大大学院中退。
父邦夫の私設秘書。
平成17年から久留米市在住。

無所属新
はとやま 二郎
10,123
無所属元
江上 ひとし
4,015
無所属新
石橋 ただとし
2,665
無所属元
中村 てるお
1,708
投票率53.00%
 
鳩山二郎
[ 2013年7月 1日 ]
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