アイコン 最低賃金引き上げへ 決定する審議員は大金持ち 熊本では・・・ 渡邉君は・・・

2013年度の最低賃金の引上額の目安を議論する厚生労働 相の諮問機関「中央最低賃金審議会」の初会合が7月2日あり、田村憲久厚労相は会議の冒頭「すべての所得層での賃金上昇が求められている」「今後、物価上 昇が想定される中、賃金や家計の所得が増加しなければ、消費は息切れし景気は腰折れする」と大幅引き上げを要請。その上で、「中小・零細の支援に十分配慮 する必要がある」とも述べた。

昨年は、審議する委員たちが皆金持ち、最低賃金などまったく関係ない人たちが平均で7円の目安を提示した。しかし、東京都など6都道府県では生活保護費以下となり、働くのがバカバカしいという風潮を作り上げた。

<名誉職の審議委員、審議会お手当ては最低賃金で願いたい>
 審議会の会合における審議委員に対するお手当てを最低賃金額にすれば、よくわかると思うのだが・・・。
 世の中に回るお金の循環量を拡大しなければ、景気はよくならない。日銀の垂れ流し資金は、海外への工場進出資金や債権への投機資金に回っても経済はよくならない。
景気は回復してきているというが、円安で最大の利益を享受している輸出企業の輸出ベースの数量は増加していない。
リーマン・ショック前の不動産ミニバブル時代に、ほとんどの企業が設備投資を行っており、生産設備はニーズに対して過多となっている。本格的な設備投資の拡大にはかなり時間を要しよう。

<熊本県>政令指定都市もあるが・・・
熊本県の最低賃金は、現在653円、平成16年から9年連続で引き上げられているものの、全国平均の749円から13%も下回る。せめて全国平均くらいには早期にしなければ・・・。最低賃金が低ければ、県内に流通する金がそれだけ少なくなり、人は高いところへ流れ、過疎化を助長するものであることも考慮すべきである。

<渡邉君>
ワタミの渡邉君が、東日本大震災復興支援としていち早く岩手県陸前高田市にコールセンターを開設、全国の皆さんが感激した。ところが、岩手県の最低賃金645円で採用していたことが判明、ネットで大炎上となっていた。
渡邉君がほぼ確定の国会議員になれば、規制改革第1号として、時間外労働時間制限や最低賃金制度を完全撤廃してしまうのではないかと心配されてならないのだが・・・。

[ 2013年7月 3日 ]
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