高島市長の中央保育園移転先の言い訳タラタラ
高島市長はブログで自己満足の限りを尽くし、現行、児童会館改築における併設された中央保育園の移転先問題を、狭い一方通行の前面道路の事情だけに絞り切り、一方的な内容をいつもながら誇らしげに掲載している。
ブログ抜粋:http://ameblo.jp/so-takashima/entry-11574622588.html
市役所の職員と地域の皆さん、警察の方々などとも話し合い、知恵を出し合った結果、それぞれの問題点についての改善策をまとめることができました!
通園時の安全確保については、前面道路を全面的に改修することで、車優先の道路から子どもの安全優先の道にします。
現在、移転予定の土地周辺の道路は路肩が非常に狭く、また電柱が路肩の真ん中にあるために、ベビーカーを押しているときには、車道側にはみ出さないと通行できません。まさに人の方が遠慮して通らなければならない道です。これでは安心して通園できないと感じました。
協 議、検討を進めた結果、車道を狭くして、歩道を拡幅することにしました。これによって車はスピードを出しにくくなり、歩行者は安心して通行できます。また 通行の障害になっている電柱を移設し、さらに車道と歩道の間に金属ポールを立てることにより、ベビーカーを押しながら、園まで安全に通園できる歩行空間を 確保することにしました。
以上抜粋
高島市長は、言葉巧みに関係者みんなと話し合ったように記載しているが、肝心要の保育園を利用している人たちとは話し合いも知恵の出し合いもしていないようだ。
道路については、西側の前方だけの狭い一方通行の道路、万が一のときの避難経路問題は、いつまで存在するのか不明なパチンコ店の景品交換所の通路を利用させるというイイコロ加減な計画を打ち立てての移転である。
朝夕の渋滞、特に夕方の渋滞はひどく、園児300名を収容するという新中央保育園の退避における安全上の問題を完全になおざりにしている。
当地は、ファッションホテル街ながら、天神そばで家賃が安いため、最近は若者向けの店も多く、人通りも夕方までは結構ある。しかし、歩道によほど拡幅しない限り、逆にベビーカーなどは通行人の邪魔になる。
また、保育園を利用する親は、天神ばかりに勤めているわけではない。しかし、軽自動車でさえ、園児の送り迎えはほとんど不可能な場所である。
<ファッションホテル街への移転>
保育園候補地周辺のファッションホテルは、下記図のとおり。見ればわかる。
50メートル圏内にファッションホテル2軒、保育園候補地に隣接してパチンコ屋1軒。
200メートル圏内ならば、ファッションホテル7軒。
教育的な観点からいっても信じられない場所である。
<福岡市の無計画ぶり浮き彫り>
そもそも、当地一帯は、(現)都市再生機構が、バブル時代後半に再開発のため買いあさっていた場所。バブル崩壊で計画が頓挫。都市再生機構は、小泉首相時代にバーゲンセールで投げ売った一帯である。福岡市に計画性があるならば、そうした土地を都市再生機構から破格値で購入していれば、こうした問題も生じなかったかと思われる。
<現 児童会館ビル改築は・・・>
福岡市は、児童会館が老朽化したとして建て直すというが昭和45年の竣工である。福ビルも天神ビルも昭和30年前後に建築され、耐震補強もされ、今だ立派な建物である。
耐震化技術の手法は、大手ゼネコン中心に山ほど開発されており、以前のような大きな補強もなく、耐震化ができるようになっている。
福岡市では、腹芸で現状ビルの耐震化を検討したというが、耐震化では狭くなるとかの御託を並べ、改築することを決定したという。所詮、改築ありきである。
児童会館は取り壊され、新ビルは官民共同開発、予定では、市の土地に、西鉄が7階建ビルを(西鉄建設が)建築して管理することになっている。
3階までは西鉄が商業施設として使用、4階にボランティアセンターを開設(NPOアスミンが入居)、児童会館は5階から7階までの3フロアーを使用することになっている。1フロアーは約500㎡もある。
家賃は、西鉄側から見合い分の土地代を市が徴収、ボランティアセンター含む4フロアー分の建物使用料を福岡市が西鉄に支払うことになっている。(金に糸目を付けない立派な建物が建つことであろう、市の支払い家賃も高いだろう)
新児童会館ビルに入居するボランティアセンターは、NPO法人アスミンを無料で入居させるためのボランティアセンターである。何か意味ありげな入居のようにも思えてならない。500㎡である。そもそもボランティアセンターが、一等地のビルに入居するなど本末転倒ではないだろうか。それもNPO法人アスミン1社を入居させる施設である。
<天下りと移転候補地との関係>前回記載で詳細省略
ほかに、土地売買にかかわる酒井(福岡市)元港湾局長の天下り問題。市が購入した先の不動産会社への天下り(市が検討しているさなかに天下っている)(当地は、北九州の不動産会社が転売目的で所有、リーマンショックで塩漬けになった土地、天下る前に市か保育園移転地として検討、天下った後に天下り先の不動産会社が北九州の不動産会社から購入、そして天下った不動産屋に対して、市が購入打診している)。こうした一連の動きは、なんと半年の間に行われている。
<購入価格については>前回記載で詳細省略
前回、路線価で値が下がっていることを立証している。なお、実勢価格は不動産取引事例を調べる必要がある。
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