注文住宅(持家)は、同4.4%増の954戸、
分譲戸建は、同20.8%増の337戸、
貸家(貸家+アパート+賃貸マンション)は、同15.5%増の1,555戸、
分譲マンションは、同比倍以上の121.6%増の771戸であった。
福岡県の分譲マンションは、特に４月から前年同月比大幅増に転じ77.5%増、5月94.2%増、6月84.2%増、そして7月121.6%増と異常と思えるほどの増加を辿っている。
当然、今年は、消費税増税前の駆け込み需要を狙った着工であろうが、特に大票田の福岡都市圏は、売れる場所が限られており、そうでないところに多く建設されているマンションは、今後売れるかどうか心配される。
福岡県のマンション業界は、ハートが燃えやすく、市場ニーズも過大評価でお構いなしに建て、結果売れず、整理淘汰されてきたという歴史を辿っている。
今回の続く大幅増の分譲マンション建設が、そうした過去の歴史になぞられないように祈りたいばかりだ。