アイコン 6月の全国各地区の住宅着工件数の上半期 8.6%増

6月までの上半期の住宅着工件数は、前年同期比8.6%増の451,063戸となっている。
内訳は、集合住宅である分譲マンションは同比7.0%増の66,671戸、貸家(賃貸マンション+アパート+借家)は同比7.3%増の157,852戸であった。
持家=注文住宅は同比11.4%増の159,385戸、分譲戸建は同比9.1%増の64,301戸となっている。
地域別では、復興住宅が本格化しだしている東北が、前年同期比27.0%増と大幅に増加している。

08153a.jpg

しかし、大票田の関東は6.6%増にとどまり、近畿に至っては3.0%増にとどまる。ただ、6月になると消費税増税前の駆け込み需要狙いからか、近畿の分譲マンションは157.2%の倍以上の大幅増(それでも上半期としてはマイナス)、中部都市圏も77.1%の大幅増と現金に特にうるさい土地柄の地域で分譲マンションの着工が急増している。

上半期の地域別住宅着工件数/戸
 
2013
2012
2013
地域別
上半期累計
上半期累計
前年同期比
北海道
15,228
14,430
5.5%
東北
28,895
22,756
27.0%
関東
191,198
179,397
6.6%
北陸
13,604
12,409
9.6%
中部
53,592
47,312
13.3%
近畿
67,314
65,335
3.0%
中国
21,125
20,528
2.9%
四国
10,600
9,002
17.8%
九州
43,157
38,573
11.9%
沖縄
6,350
5,618
13.0%
合 計
451,063
415,360
8.6%
上半期=1~6月
 
都市圏別分譲マンション 上半期前期比/戸
 
2013年6月
1~6月
 
 
戸数
前年同月比
半期累計
前年同期比
首都圏
4,983
16.2
37,523
7.4%
中部圏
818
77.1
3,824
10.2%
近畿圏
2,768
157.2
13,466
-5.0%
その他地域
1,705
40.9
11,758
20.9%
合計
10,274
46.0
66,671
7.0%
 
<参考>非住宅着工面積
オフィス・工場・倉庫・店舗などの非住宅着工は、平方メートルでカウントされているが、6月までの前年上半期比8.59%増の451,063千㎡となっている。
消費税増税前の駆け込み需要により、オフィスビルや賃貸・分譲のマンションの着工が急増しており、建設の職人不足はまだまだ続く。
建設の技能労働者不足・高コスト化は、東日本大震災の復興工事から顕著になっているが、まだ続く。
 
0815b.jpg
[ 2013年8月15日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索