アイコン 「SARRY」緊急停止 東電福島原発 放射性物質浄化装置停止 原因特定できず

世界各国に御免なさいと謝り、低レベル放射能汚染水の海へ放流、果てしもなく溜まる一方の汚染水。その後も頻発して発生している地震。東電主導で何事もさせ、責任転嫁されたくないため東電に文句ばかり言う官僚組織。
東電福島第一原発で30日夜、汚染水から放射性物質を取り除く浄化装置「SARRY」が緊急停止、原因特定ができず、いまだ停止したままだ。東電によると原子炉冷却は12日間程度維持できるとしている。

原発建屋が地震で地下部分が割れ、地下水が入り込み、何ボ汲み上げても溜まる一方の地下汚染水、放射能で汚染された一帯の地を全部国か東電が(移転用地の地価が高騰しているため)高額で買い上げ、地下水を遮断するしかない。
福島の関係地の住民も帰れるなどの幻想は持たず、こうした原発対策を承認すべきだ。それが現実だ。新たなる海水汚染も早期に解決されることにもつながる。
規制庁は原発の安全性を審査するとしているが、現に福島原発では地震で地下部分がひび割れ、地下水が建屋地下部分に止め処もなく流入している。そうじゃない、爆発で地下にひびが入ったのだと主張しようにも、爆発の圧力は上へ抜けており、それほど貧弱な地下部分の建築構造ならば、なおさら現行の全原発の建設基準が問題となろう。

原発の建設基準は、御用教授と御用建築・土木の学会主導で作成されており、地震国日本とプレートが安定し地震が少ない欧米の原発地の基準を参考にしたその甘さを露呈させているまでだ。安上がりに建設するため。
 

[ 2013年8月 1日 ]
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