アイコン 相次ぐ韓国機のオーバーラン 機長の責任

サンフランシスコ空港のアシアナ機に続き、大韓機が新潟空港で昨夜オーバーランした。新潟空港ではケガ人もなく、人的な被害はなかったが、両機で問われるのは、機長の乗客に対する説明責任。
アシアナ機では、機長が事故を乗客に説明することもなく、女性の客室乗務員の度重なる脱出要請にもかかわらず、なかなか機外脱出許可を指示しなかったことが判明している。

今回の大韓機でも、オーバーランして一時間以上乗客は機内にいたまま、なんら説明がなかったとして、空港ビル内で、韓国人の乗客が機長に詰め寄る姿が放映されていた。また、心配して駆けつけた領事官長が、機長に対して何故乗客に説明しなかったのかと叱ったという。
 メディアが事故直後(一時間以上経過)、韓国の大韓航空の本社へ取材しても、ただ「新潟空港に到着した」というだけで、事故の発生については、知らなかったのかまったくコメントもしなかった。

 韓国の航空業界の内情がどうであれ、全世界を飛行する航空機では、すべての権限は機長が持つ。機長は、乗客のことを第一優先に、事故直後であろうと冷静に対応することが絶対条件として求められる。
新潟空港でのオーバーランでは、乗客は事故直後から1時間に渡り、機内で缶詰状態になり、機内で乗客に対してなんら説明もなかったという。当然のことながら、説明をしていたならば、今回の空港ビル内での騒動も生じなかったと思われる。
 
オーバーランしたB737型機は、100~200名乗りの小型機で、地方空港の2500メートルの滑走路でも充分に対応するよう作られた飛行機である。これまで7000機以上製造され、世界で一番製造された飛行機として知られている。しかし、すでに老朽化した737型機も多く世界で飛んでいる。
 

[ 2013年8月 6日 ]
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