アイコン 阪大小林光教授ら 太陽光発電パネルの反射を2%以下に減衰

大阪大学の産業科学研究所の小林光教授の研究グループは、太陽光発電のパネルに使われる発電装置の表面に光が反射するのを防ぐ膜を短時間に作る技術を開発した。装置表面に白金などを使って膜を張る新技術。

中国などの安物パネルでも光の電気変換効率がかなり上昇することになる。
これまでの方法では、発電装置に当たる光の10%以上が反射、光を電気に変える部分まで届かなくなっていたが、新技術では、反射する割合が2%以下に抑えられ、より多くの発電が可能になるという。
また、これまでの方法では、膜を張る加工に20分以上かかっていたが、新方法は60分の1のわずか20秒ほどで加工できるという。
この技術を活用することで、より性能のいい太陽光パネルを短時間に作れるようになり、コストが抑えられることが期待される。
 当技術の供与は、新技術を使用する1パネルあたりいくらと設定し、新技術が使用され続ける間、収入を得る方法を採用し、大学も商売すべきだ。

[ 2013年8月21日 ]
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