アイコン 精子をフリーズドライで保存成功 京大金子武人講師G 冷蔵庫で長期保存へ

京都大学医学研究科の金子武人講師のグループが、インスタントコーヒーの製造方法であるフリーズドライの技術を使って、チンパンジーやキリンの精子を凍結保存することに成功した。
国内の動物園と共同で、希少な野生動物の精子を長期間保存する取り組みを始めるという。
実 験は、チンパンジーやキリンの精子を、DNAを保護する特殊な液体に入れた後、インスタント食品の製造に使うフリーズドライと呼ばれる凍結乾燥の技術を 使って保存した。そして、1ヶ月後に水を加えて元の状態に戻したところ、精子は卵子と受精し、受精能力が保たれていることが確認できたという。

動物の精子の保存は、マイナス200度近い低温になる液体窒素などを使って行われているが、今回の方法では、家庭にある冷蔵庫でも保存が可能で大幅なコスト削減につながるという。
グループでは、フリーズドライで5年間凍結保存したネズミの精子を使い子どもを誕生させることにも成功していて今後、希少な野生動物の精子を長期間保存する取り組みを京都市動物園と始めることにしている。
研究を行った金子講師は、今回の技術を使えば、安いコストでより多くの野生動物の精子を保存できるようになる。国内の他の動物園にも広く協力を呼びかけたいと話しているという。
以上。
アメリカでは、ビジネスとして、卵子や精子の保存を高額で一般人から受注しており、その方法は超低温の液体窒素による保存である。
人の精子もいずれ、フリーズドライ方法で長期に保存可能となろう。もっと進めば、精子と卵子さえあれば、人を完全に介しない1~10までの試験管ベイビーが、いつでもどこでも誕生する日が近い。子供が欲しい人は多く、人口減少もこれで解決???。

 

[ 2013年8月28日 ]
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