アイコン 見えるアイソン彗星 11月29日太陽最接近 核6km前後 コマ5千km 半世紀の一度

昨年9月、国際科学光学ネットワークにより、木星近辺で発見されたアイソン彗星、ハッブル望遠鏡により、その核は5~6km、光を放つコマは約5千km、ダスト=微粒子に至っては約9万kmと推定されている。
このアイソン彗星は、現在火星付近を通過中だが、11月29日には太陽に最接近する。その距離は190万kmとされ、至近距離を通過する。

因みに、(太陽の直径は約140万km、地球の直径約1万27百km、地球と月の距離は38万44百km、地球と太陽の距離は1億4,959万78百km(1天文単位と称す)。

国立天文台では、半世紀に一度の太陽への大接近とし、月よりも明るく輝くが、太陽が邪魔して、金星程度の明るさを予想している。
アイソン彗星など彗星は、太陽系が誕生した46億年前の状態を保有しているとされ、アイソン彗星では、太陽へ接近することで、その核が熱で破壊され分裂し、尾の部分が明るくなると推定している。
なお、最接近中は、肉眼では太陽の明るさでほとんど見えず、最接近の数日前に東の空の低いところで見え、最接近後は、日没後の西の空で観察できるとしている。
見る機会は数日間あり、私も東郷神社のテッペンから、大海原に沈み行く太陽の没した後にアイソン彗星を観測することにしよう。流星群ではなかなか天候にも恵まれず流れ星に遭遇しないことから、彗星にでも願い事を祈ろう。

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国立天文台資料より

[ 2013年9月30日 ]
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