アイコン 3年後スマートウォッチ1億台に /矢野研  スマートグラスとスマートウォッチ調査

矢野経済研究所では、スマートフォンと連携するサービス・機器に関する調査を実施した。スマートグラスとスマートウォッチを取り上げている。
調査期間:2013年2月~6月
調査対象:携帯電話・スマートフォンメーカー、コンピューターメーカー、国内半導体メーカー、関連業界団体等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

<スマートグラス、スマートウォッチとは>
 本調査におけるスマートグラスとは、頭部に装着する眼鏡型のディスプレイ端末をさす。バッテリー、無線機能を搭載し、スマートフォンと連携して様々な情報を表示でき、また音声入力で操作可能である。

 本調査におけるスマートウォッチとはスマートフォンと連携可能な時計型の端末で、時間に加え、メール着信や天気など各種情報の表示、また内蔵されたセンサーで体温、血圧などのバイタルデータの検知・収集が可能である。

◆スマートフォン連携は、ワイヤレス接続が主流に、セルフケアやヘルスケアサービスに期待。
 スマートフォンに搭載されるBluetooth、WiFi、NFCなどのワイヤレス接続に対応したエレクトロニクス製品が増加。
なかでもスマートグラス、スマートウォッチに代表されるウェアラブル端末の増加により、収集した個人のバイタルデータを活用したセルフケアやヘルスケアサービス事業が期待される。
ソニーなどがすでに販売中、アップルとサムスンが参戦し、超大型商品へ。

◆2013年スマートグラスの世界市場規模は45万台を予測、2016年は1,000万台規模に。
 2013年のスマートグラスの世界市場規模はメーカー出荷台数ベースで45万台を見込む。
2014年末以降、参入事業者の本格的な市場参入が始まるとみられ、2016年の出荷台数は1,000万台を予測する。

◆2013年スマートウォッチの世界市場規模は1,000万台を予測、2016年は1億台規模に。
 2013年のスマートウォッチの世界市場規模は、メーカー出荷台数ベースで1,000万台を見込む。
2014年以降、他業種からの参入が見込まれ、2016年の出荷台数は1億台を予測する。
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スマートフォン連携の概念図
 

[ 2013年9月 2日 ]
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