アイコン 明治 ヨーグルトの一部でリコール/中国では散々

明治は6日、「明治ヨーグルトR-1」と「明治プロビオヨーグルトLG21」のドリンクタイプの3商品の回収を始めた。生産過程でゴムパッキンが微量混入したことが原因。明治によると、回収本数は100万本に上るという。
報道によれば、明治が今月4日の生産終了後に機械を点検したところ、5日未明になって商品に異物が混入していることがわかった。回収の対象は今月18日から20日に賞味期限を迎える商品で商品番号に「KA」と表示されているもの。

中国での報道では、
明治の粉ミルクには次々に品質上の問題が起こっている。放射性セシウムが検出され、次いで香港特別行政区政府食物環境衛生署食物安全センターによりヨウ素含有量の低さが確認された。ヨウ素の摂取量が少なすぎると甲状腺機能に影響が出る可能性があり、乳児の脳の発達に影響を与える可能性もあるとされる。
2011年12月6日には、粉ミルクの「明治ステップ」から微量の放射性セシウムが検出され、明治は約40万缶を回収し、無償で交換に応じることを決定した。また12年11月には、同署の測定により、6ヶ月未満の乳児向け粉ミルクのビオチン含有量が基準に達していないことが確認されたという。
以上。

中国は、反日による検疫強化に加え、中国産を優先させるため、海外産の検査を大幅に強化しており、少しのミスも許されない。
しかし、中国産粉ミルクの場合、まだ問題が国内産では発生したりしており、中国人が信用していない。
ただ、先般はニュージーランド産の粉ミルクから残留農薬が検出されたとして、中国はじめ東南アジア一帯で大規模回収が実施されていた。
明治もこうした中国での粉ミルク問題は日本でも問題視されようが、何も問題にされなかった。これもまた問題である。
特に食品は、日々生産する製品の品質チェックを怠れば、自ずと大きな損害が生じることになる。

 

[ 2013年9月11日 ]
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