ペトロマテリアル(株)/民事再生申請 負債額約100億円
油井管やドリルパイプ製造・販売のペトロマテリアル(株)(東京都千代田区飯田橋1-3-2、代表:三宅靖樺)は9月25日、申請処理を山本淳弁護士(電話03-6272-6847)ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。
負債額は約100億円。
同社は、国内唯一のドリルパイプメーカー、同社の和歌山工場(和歌山市雑賀崎2021-8)と中国工場(河北省滄州市)で一貫生産、輸出中心に平成21年3月期にはで159億円の売上高を計上していたが、リーマン・ショック後は、米シェールガス関係への需要も限られ、平成25年期には36億円台まで売上高を落とし、中国工場も売上高が減ずるなか大きな負担となり、大幅赤字にさいなまれていた。
同社の販売は、大手商社などに依存したものであり、商社などの石油プラントの受注動向しだいでは売上高が大きく左右される。(プラント関係工事は、韓国企業が世界中で、破格値で取り巻くっており、日本企業の出番は大きく後退している)
同社の取引先には、三井物産、ペトロチャイナ、シノペック、CNOOC、JFEスチール、住友金属工業、新日本住友製鐵、大同特殊鋼などが掲載されている。
[ 2013年9月25日 ]

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