アイコン アンドロイド アプリで6億5千万件個人情報流出 アークネクスト元社長ら逮捕

京都府警と大分県警は合同で25日、「アンドロイド」のスマートフォンから電話帳のデータを抜き取るウイルスを作成したり、使ったりしたとして、東京のWebシステム開発会社アークネクスト元社長の吉田浩司容疑者や出会い系サイトの運営会社の元会長など6人を逮捕した。
吉田容疑者と関係者の2人は、昨年7月、スマートフォン用アプリでのデータ抜き取りソフトを作成、立石容疑者らに約30万円で販売していた。
立石容疑者らは今年1月、「電池長持ち」などと無料アプリを装い、群馬県太田市の男性(46)にダウンロードさせ、電話番号307件などを抜き取り、不正指令電磁的記録の作成や供用などの疑いがもたれている。

アークネクスト元社長の吉田浩司容疑者と同社の元従業員は東京在住、残り4人はアプリ用ソフトを使用したのは大分県在住で、その代表格は大分県別府市の出会い系サイトの運営会社の元会長立石正彰容疑者(大分県別府市駅前町)ほか4人。

このウイルスは、スマートフォンの「電池長持ち」などとした無料アプリに見せかけ、スマートフォン持ち主がインストールすると、知らないうちに電話帳のメールアドレスや電話番号が指定されたサーバーに送られるものだったという。

立石容疑者らは、ウイルスを7800人あまりにダウンロードさせ、約70万件のメールアドレスと約140万件の電話番号を抜き取り、出会い系サイトに誘導するメールなどを送っていたという。
 また、吉田容疑者らが所有していた個人情報は、延6億5千万件にのぼり、警察は入手方法などを調べている。

ネット犯罪に詳しい独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、スマホの端末情報や電話帳データを外部送信する同様の不正アプリは12年度から現れ始めた。
 アプリの名目は「充電長持ち」「電波改善」「動画再生」などが目立ち、インストールしてもうたわれている効果はなく、端末情報を抜き取られるだけという。こわっ。
スマホのアプリは、すべて2重か3重チェックさせるようにすることはできないのだろうか。タバコの文面のように。
その対策を採らないスマホメーカーは、犯罪利用と利便性とを天秤にかけ、断然利便性が勝っていると主張して、知らん振りである。いずれ白人世界のどこかで大事件が発生し、根本的な問題に発展しよう。

[ 2013年9月26日 ]
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