アイコン TPP交渉 農業重要5品目は口先だけだった TPPで儲かるのは輸出企業だけ

インドネシアのバリ島で開かれてきた環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は6日、焦点となっている関税を扱う「物品市場アクセス」で、全品目の関税を撤廃する自由化の原則を維持することで一致し、閉幕した。

これを受け政府・自民党は、TPP交渉で「聖域」と位置付けてきたコメなど農業の重要5品目の関税維持を求める従来の方針から転換し、品目ごとに撤廃できるかどうかの検討に入った。

 厳しい交渉の状況を踏まえ、政府・自民党は局面の打開に向けた具体策を練る作業に着手する。

以上、

TPPでは、10年先には完全撤廃が基本となっており、加盟する以上、遅かれ早かれ関税撤廃や補助金行政などは完全撤廃させられる。

日本のやり口は、TPPがどんなものか一応参加して、問題があれば撤退しますと国民に対していい加減なことを言い。そうして参加すれば、もうこっちのものだとばかりに、条約締結に奔走する。ごく一部だけ先延ばして、勝ち誇ったかのように、頑張ったと祝勝会を開く。選挙では嘘こきながら。

巨大農業国の一面を持つアメリカの目論見は、廃れても巨大市場に変わりはない日本市場の農産物関税・販売制度および食の安全規制など各種規制など、アメリカ基準以上のものは完全撤廃させることにあることは自明の理。

TPPで儲かるのは、円安で大儲けしている輸出企業のみ。それに、日本の巨大市場を狙う大農産国のアメリカ・カナダ・オーストラリアなどだ。

韓国と仲良しのオーストラリアは、鉄鋼・石炭など資源の暴落で、一日でも早く、農産物の日本への輸出拡大をしたがっている。米輸出の品種は米国産も豪州産も当然ササニシキだ。農薬まみれだが味はおいしか?やすか? 原産国表示もなくなるだろう。どうする日本人。

[ 2013年10月 7日 ]
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