アイコン 九州誠道会関係者ら「浪川睦会」結成

10月7日、九州誠道会の朴政浩(浪川政浩)会長をトップする「浪川睦会」が結成された。
九州誠道会は、特定抗争指定暴力団「道仁会」(福岡県久留米市)との抗争の末、6月11日に解散届を提出していた。同会の構成員たちが、「浪川睦会」を結成して復活した。
日本最大の指定暴力団「山口組」内の有力組織と友好関係にあるとされる九州誠道会の解散届提出から4ヶ月。

九州誠道会は、平成18年久留米の道仁会から跡目をめぐり、村上一家などが離脱して結成され、その後、道仁会との激烈な抗争に突入していた。

 かつて炭鉱でにぎわった大牟田市の住宅街の一角に、九州誠道会の本部事務所が入居するビルがある。事務所は暴力団対策法などに基づき使用が制限され、人の出入りはない。事務所は23年から使用禁止に追い込まれていた。

 今回、構成員たちによる再結成は、名称を変えることで特定抗争指定から外れることをねらったという見方があるが、抗争相手の道仁会は九州誠道会の再結成を認めていないとされ、抗争が再燃化する恐れもあるという。
 
九州誠道会: 本部は福岡県大牟田市。構成員と準構成員は約500人(今年3月現在)。九州各地で道仁会と抗争を繰り広げ、これまで47件の抗争事件が起き一般人を含む14人が死亡。平成24年、改正暴力団対策法に基づく特定抗争指定暴力団に指定された。今年6月、道仁会との抗争終結と解散を宣言。
系譜:初代-村神長二郎、二代目-浪川政浩。

九州誠道会については、前編も含め次の劇場画でかなり忠実に描かれている。
「九州激動の1520日 新・誠への道 完結編」(10月16日配信終了)
http://gyao.yahoo.co.jp/player/01010/v00451/v0000000000000000892/?list_id=312066

[ 2013年10月15日 ]
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