アイコン 韓国財閥・暁星グループ脱税数百億円 粉飾決算の疑いも 韓日経済協会会長

暁星グループの脱税事件を捜査中のソウル中央地検特捜は10月10日、麻浦区孔徳洞のグループ本社、城北区城北洞の趙錫来会長宅、瑞草区盤浦洞の暁星キャピタルビルなど関係先10ヶ所を一斉捜索した。

捜索先には、趙錫来会長の3人の息子である趙顕俊社長、趙顕文弁護士、趙顕相暁星副社長の自宅、李相雲暁星副会長をはじめ役員宅も含まれている。

 暁星グループは、国税庁の税務調査で、数千億ウォン(数百億円)台の脱税容疑が摘発され、検察に告発された。
同社は1998年、暁星物産、暁星重工業など系列企業4社を合併する過程で、数千億ウォンの不良債権を抱え、赤字を隠したり、不正に経費処理したりする粉飾会計を10年以上にわたり続けてきた疑いがある。

趙錫来会長は1990年代から役員や従業員名義で1000億ウォン(約92億円)以上の株式を保有、売買し、譲渡所得税を脱税した疑いも持たれている。
 
検察の家宅捜索令状には、外国為替管理法違反の疑いも被疑事実に含まれている。暁星グループは、租税回避地(タックスヘイブン)に設立したペーパーカンパニーに会社資金を隠し、その資金で韓国の上場株式を売買することで差益を得ていた疑いがもたれている。

暁星グループは財閥企業グループ、繊維・化学・タイヤスチールコード(補強材)・重工業・商社など。
日本法人は、(株) 暁星ジャパン(東京都港区虎ノ門3-11-15 SVAX TTビル6F)

趙錫来暁星グループ会長は、韓日経済協会会長、韓日産業技術財団理事長を務め、日本の日韓経済協会と相互経済交流を行っている要職である。

また、住友電気工業は2010年12月、同社とタイヤコードのタイ生産につき、合弁会社を設立、また、暁星の中国事業の株式を30%取得している。ダンロップ繫がりはるだろうが、暁星の内実を知って資本提携しているのだろうか?

 

[ 2013年10月15日 ]
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