大村競艇を再建させた男!③(遠藤謙二)
遠藤謙二氏
(長崎新聞より借用)
2011(平成23年 )4月4日月曜日の長崎新聞(報道部・北川亮)の7面に追想・メモリアル記事からそのまま転用します。
大村市役所の中枢を渡り歩き、次は筆頭の総務部長と目されていた彼に言い渡されたのはポストは「競艇事業部長」。「信念とリーダーシップ。再建を任されるのは彼以外にいなかった」と松本崇市長(69)は振り返る。
競艇事業は赤字続きで、存続の危機までささやかれていた。はた目には「降格人事」。本意ではなかったが、「3年で黒字にします。できなければ責任を取って辞めます」と応じた。2003年春のことだ。
仕事では妥協を許さなかった。手を抜くと、部下であろうとなかろうと叱責(しっせき)した。
「現状を徹底的に分析し、打つ手を決めたら、何が何でも実行する。普通の役人にはまねできない」。
ある同僚はこう評する。血のにじむような経営改革が実を結び、黒字化を果たしたのはちょうど3年目の2005年度。有言実行だった。
[ 2013年10月18日 ]
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