女性職員1億2千万円横領 泥棒/九州郵便局長協会
財団法人九州郵便局長協会は、元いた職員の女性が約1億1800万円を横領したとして、この女性と、分け前をもらっていた元同僚の女性の2人を相手取り、損害賠償請求訴訟を熊本地裁に起こしていたことが22日分かった。
提訴は9月20日付で、請求額は、分け前をもらっていた女性が弁償した額を差し引いた1億1615万円。協会関係者は「警察署に刑事告訴したが、詳細は明らかにできない」と話している。
財団法人九州郵便局長協会は、熊本市中央区水道町3-37に所在し、理事長(非常勤)は佐中宗孝(現)田川平松郵便局長、専務理事(常勤)は、池部洋二(前)福岡中央郵便局長となっている。郵政の天下り組織の一つだ。
郵便局なら、現金を扱うことから、不正のチェック体制が取れているが、こうした郵便バ行の寄生虫天下り団体では、お偉いさんはそうした不正が発生しない組織にいたことから、内部体制の管理は杜撰となっていたことから、今回も1億円以上に上る着服事件が発覚している。それも事件本命の女性職員が、ほかの女性職員に分け前を与えるなど、不正も分からなければ不正ではないとする問題だらけの女性職員3人を抱えた組織である。(なお、当協会の現在の女性職員数は2名となっている)
当組織は特定郵便局や郵便局管理職者の団体だろうか、退職した場合、退職給付金を支払うなど共済組合事業も行っている。会員は2,395名。当協会は151億円(平成24年2月期)の資産を有している。(一人当たり630万円)
[ 2013年10月22日 ]
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